
もくじ
店内のようす
キレイで規模が大きい、というのが第一印象だ。
座席数は50くらいあるし、先客は25人、メイドさんが7,8人。私はどちらかといえば先客5人にメイドさん2人、みたいな規模に慣れていたので、賑やかさに驚いた。
公式ホームページに載せられている綺麗な写真とまったくイメージが変わらない。→クリックで公式ホームページに飛びます。表示されたページを一番下までスクロールすると写真が出てきます。
実際行ってみて特に印象に残ったのはトイレと一人用テーブル席である。
トイレ
まずトイレ。男女別の洋式トイレで場所は客席から離れているという完璧満点な造りだった。私のなかでメイド喫茶最推しトイレは「シンデレラレジェンド」と、ここ、「アフィリア・クロニクルS」である。
トイレの中は内装がシャレオツなだけでなく驚くほど清潔で、においはゼロだし、鏡に水アカがひとつもなかった。
一人用テーブル席
そして一人用テーブル席。これ、すごかった。
メイド喫茶に行き慣れてる顔をさせてもらうが、どこのお店も、一人で行ってテーブル席に座った場合、座っている席自体は二人用のテーブル席なのだ。
しかし「アフィリア・クロニクルS」にあるのは、完璧に一人用のテーブル席。

「座席が高め&テーブルが丸く小さい&向かい側に椅子がない」という考え抜かれた設計で、後輩(キャスト)との距離が近いのだ。目線の高さも近い。
下手すると普通のカウンター席よりも近い。
素晴らしかった。私が赤ペン先生だったら花丸を5重の塔にしたあとインクタンクごと献上している。
入店から退店までの流れ
<ざっくり要約>
店に入って座るまで、そして会計が、ちょっとハードルの高いお店だな、と思った。席でまったりしている間は説明も丁寧だしたくさん話しかけてもらえて楽しかった。
システムはがっつり常連向け。
ホームページだけを見ているときはこの「常連向け」感をビシビシ感じたが、実際お店に行くと新規を取り込むのにも力を入れていたしキャストさんは新規客にもフランクだし、いい意味で予想を裏切られた。
①まずは「アフィリア・クロニクルS」にたどりつけ


迷い倒した。
結果的には入ったことある建物だったし中央通りに面している建物だしで、なぜあんなに迷ったのか分からない。
脇道に入っては出て回っては戻ってを繰り返していた。
これから行く人はぜひ脇道には入らないでほしい。中央通りを歩きながら写真の建物を探せば比較的迷わずにたどりつけると思う。
中は新しくて綺麗で、雑居ビル特有の薄暗い怖さはなかった。

入ると左手にエレベーターが2つある。どっちに乗ってもいい、8階へGOだ。
②入店

8階で降りるとこうなっている。
入口は開け放たれていて中が見えるしワイワイした雰囲気だったから怖さはゼロだった。
とにかく内装が綺麗で、人の多さも相まってじゃっかん夢の国感があった。
私はその、賑やかな店内へ首だけ突っ込んで戸惑っていた。
「入店しました」とアピールできる要素が己の存在しかないのだ。扉が開く音とかチャイム音がない。
声をかける勇気がなく、ぬるっと入口から覗いていたら10秒くらいで気づいてもらえた。
メイド喫茶めぐりもそろそろ20軒に到達しようかという今、入店に多少気づいてもらえなかろうと長くても30秒待っていれば気づいてもらえることは知った。
それでもやはり自意識過剰、不安なものは不安なのだ。入口で立ち姿が不自然でないかどうか考えながら入念に立ち直していた。
気づいてもらえた後は丁寧に席へ通してもらえた。
後輩(キャスト)が多く「いらっしゃいませ、先輩!」と復唱される声が本当に魔法学院内のカフェという感じだった。
いま書きながらコンセプトは魔法学院内のカフェで合っていたかどうか自信がなくなった。グーグル先生に聞いてみたところ一向に答えてくれない。
③説明

チャージ料の説明と、私の入店時に開催中だったイベントの説明、メニューの説明、そしてCLASSカードの説明があった。
ぜんぶキャストさんがメニュー表を見せながら説明してくれた。
チャージ料(男性700円/1時間、女性400円/1時間)についてくわしく気になる方は、こちらの記事「「アフィリア・クロニクルS」チャージ料と予算。」をチェケラ。
さて、懸念だったのがCLASSカードである。ちょっと複雑なポイントカードだ。作るのに500円かかる。作らなくてもいいらしいので今回は作らなかった。
CLASSカードについて

実際にお店に行く前ホームページを見ていたら「つくらなきゃダメ」的な書き方だったので(私はナナメに読むので)必須なのかと思っていた。
500円必須はそこそこ大きい。
「通うかもわからないし行ったこともないから今のところ払いたくない」という気持ちだったが、お店に対する興味が勝ったので仕方ない、そのつもりで行ったら、まさかの作らなくてよかった。
むしろキャストさんは「つくりますか?」と聞いてくれたあと、「お金かかるし初回で作らないのは当然ですよね」という空気で受け止めてくれた。
感動した。
このカードを持っていると、1回来店するごとにアフィリアコインを一枚ずつもらえる。たぶん電子ポイントではなく物質だ。物質をもらえる。
コインだけでなくふつうにポイントも貯まると思うが、なんかこう、ふつうのポイントカードじゃない。
公式ホームページでログインしてキャストを応援したり、そのシステムも複雑でよく分からない、ふつうのポイントカードじゃない。
アフィリアコイン以外は割愛しよう。
<アフィリアコインでできること>
1枚……気持ちのお返し
(新規なら1枚で魔法披露を見られる)
2枚……ネームカード交換
3枚……魔法披露
同じく3枚……ネーム記入の後輩指定
4枚……魔法写真(キャストとツーショットの記念撮影)
5枚……魔法料理
20枚……メガ魔法料理
だそうだ。申し訳ない、ほかを割愛しておいて魔法写真しか分からない。通えば通うほど楽しい仕組みなんだと思う。
キャストさんに説明をされた時「いいお店だな、もう一回来たいな」と思ったら500円でCLASSカードをつくって、次回来店時に魔法披露を見る、というのがいいと思う。
3回目以降来店しなくても500円で魔法披露を見られる。
④注文

話しかけに来てくれた後輩に注文した。
滞在時間の前半、結構な頻度で話しかけてもらえたので注文しやすかった。
5回くらい来てくれたと思う。同じ人だったり違う人だったり、みんな気さくで接客スキルが高かった。
⑤まったり

私が頼んだのは新規客限定のご新規様セットのなかの、ドリンクセットだ。
ドリンクと魔法写真(後輩とのツーショット記念撮影)がセットになっている。チャージ料込で1,900円、おすすめである。
ドリンクセットについては、くわしくはこちらの記事「「アフィリア・クロニクルS」ご新規様セットなるメニューを頼んだ。」をチェケラ。
⑥会計

ここが少しハードル高かった。
テーブルに伝票がないのだ。入口の脇にレジ(交代で後輩が常駐してるっぽい)があるのでとりあえず手ぶらで行ってみたらすんなり会計できた。
恐れることはなかった。
レジ脇に全員分の伝票が整理されて入っているボックスがあった。私がどの席から来たのかちらっと見るだけでわかるらしく、スムーズにお会計してもらえた。
⑦退店
「いってらっしゃいませ、先輩!」と声で送られエレベーターへ向かった。
と思いきや、最初にメニュー説明してくれた子が入口から顔を出して「佐藤ちゃんありがとう!またね!」と見送ってくれた。
すごくうれしくて思い出すだけで幸せだ。幸せなう。
名前を覚えてもらえるってあまり経験なかったので嬉しすぎて嬉しかった。
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