
私のレシートはこちら。
①チャージ料 0円
②りんごのタルト 500円
③Flavored Tea日替わりの茶葉(アイス) 700円
―――
1,200円
りんごのタルトは単品だと600円なのだが、セットドリンクにできるドリンクメニューと一緒に頼むと500円になる。
メニュー表は親切な内税表示。
もくじ
1,200円でまったりしてきた。

①チャージ料 0円

チャージ料はかからない。
メイド喫茶は、チャージ料(席料ともいう。そこにいるだけでかかる場所代のこと)がかかるお店が多い。平均1時間600円くらいである。
カフェ メイリッシュはチャージ料がないので、お会計がその分ぐっと安くなる。
90分ワンオーダー制で、90分に1度、何かしらを頼めばいいというシステムである。
60分制とちがい、一気に気が緩んだ。いつも、ひととおりメイド喫茶を満喫して時計を見ると50分くらい経っているので、90分制はかなり優しいシステムだと思う。
②りんごのタルト 500円

お絵かきされた状態で出てきた。メニュー表に載っている写真ではシンプルな白い皿だったのに。
メニュー表写真を上回る待遇を受けてしまったのは人生で初めてである。
小さなサプライズが上手い。
味はふつうにおいしかった。温度が低いせいか少しかたかった。
私はアップルパイに目がない。はじまりは煮リンゴだった。もともと煮リンゴが大好きだった。
しかし純粋な時期は長くはつづかず、煮リンゴと結婚を前提にお付き合いしていたにも関わらず、パイ生地も愛してしまったのである。嗚呼アップルパイ。
というわけで私はパイとタルトの区別がつかない。
美味だった。
③日替わりの茶葉(アイス) 700円

量が多い。おいしかった。
「クッキー」という名の茶葉だった。普段のメニュー表にはないメニューなのだが、日替わりで入っていたらしい。
「クッキー」という名を聞いたときに迷わず頼んだ。
アップルだパイだと騒いでいたが、初恋の相手はクッキーなのである。
コーヒーフレッシュではなく牛乳がついてきた(ストレートorミルクorレモンを選べる)。豪華。
まずはストレートで飲んで次に牛乳を入れてそれからガムシロを……と味わいたかったのだが、いつもの癖で、写真を撮り終えてすぐ牛乳を入れてしまった。
私にとっては牛乳の入っていない紅茶はまだ「調理過程」なのである。ストレートでも飲んでみたかった、もったいないことをした。
一口飲んで「クッキーじゃん」と思った。クッキーの味がした。
紅茶は「多少匂いが違おうとすべてリプトン」という先入観がいまだに消えないので、あまりにもクッキーでびっくりした。
これがあれば固形のクッキーを体へ取り込む必要性が半減くらいはしてしまう革命的な味だった。
予算

最低予算
<ソフトドリンクの場合>
600円
<アルコールの場合>
700円
<ごはんを食べたい場合>
900円(お茶漬け)
何を頼むにも税込という嬉しさがじわじわ来る。
楽しめる予算
おやつ系ならば1,500円あれば、ごはん系ならば2,500円あればかなり豊かなテーブルができあがると思う。
しかしメイドさんのサービスメインのメニューは少ないので、最低予算でもじゅうぶん、置いてけぼり感なく楽しめる。
参考までに、お絵かきつきのオムライス(目の前で描いてくれるのかどうかは分からないごめんなさい)は1,300円だ。
チェキは1,200円以上の会計の場合、1,000円でメイドさん1人のチェキ、2,000円でメイドさんとツーショットのチェキを撮れるらしい。
まとめ

チェキを撮りたいとか、メイドさんにお絵かきしてもらいたいとか、メイド喫茶らしいサービスをメインにお店を探すならば、もっと安価なお店がいっぱいある。カフェメイリッシュにはおいしくなる魔法もない。
ゴリゴリのメイド喫茶とふつうの喫茶店のちょうど真ん中という雰囲気だ。値段がとても良心的だし無茶ぶりもないので、メイド喫茶らしい雰囲気を最初に体験するにはもってこいだと思う。
清楚なメイド服を着たメイドさんが気さくに接客してくれて、注文のときや会計のときに結構話せるし、常連になればもっと話しかけてもらえるのかな、と思った。
一度でたくさんお金を使って遊ぶよりも、お茶を飲むのに通ってお喋りするほうが向いていそう。
内装が古かったりところどころ隙のある感じが、落ち着けてよかった。
私は2000年代のメイド喫茶を動画で見て「行ってみたい」と思っていた人間なので、老舗の独特の雰囲気がすごく好きだった。
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