コンビニの男性店員に一目惚れした。

一か月前、コンビニ店員に一目惚れした。

コーヒーをこぼした、みたいなテンションで報告しているが、私も非常に混乱している。

対処法を練った結果、とりあえず身だしなみの小綺麗な常連客になるという着地点を見つけた。

コンビニ店員にとって私は道端の石だろう。もしも突然、道端の石が「ひろって」とアピールしてきたらシンプルに怖いし気持ち悪い。私だったら、警察に通報したうえでその道は二度と通らない。

しかし、石が日に日につるつるしていくぶんには、ほかの石にくらべて多少は目を引くことがあっても、つるつるすぎて太陽を反射し服を燃やしてしまう事態でもなければ、放っておけばいい。

気になって拾うときは勝手に拾うし、気にならなければ永遠に放っておくことができる。

つるつるになろうではないか、身だしなみを磨こうではないかと決意した。とはいえ、どれだけ憲法が改正されても私は新垣結衣になれない。

そこで、猫でいうなら洗われてる感、を目標にした。ネットいわく、清潔感がない男女はモテないランキング第1位らしい。これはもう清潔感を手に入れるしかない。

一口に身だしなみだの清潔感だのと言っても、人間はパーツが多い。私は悩んだ。何から手をつけるべきかと。

試行錯誤するなかで「ここまで身だしなみに含めてもいいんじゃね」と思ったものを並べてみる。

① 髪
② 肌
③ 歯
④ 体型、姿勢
⑤ 服
⑥ 表情
⑦ コミュ力

レジから見える部分はぜんぶ身だしなみということにした。

身だしなみに気をつけようと思い立った日から約一か月。大事なのは「お金をかけること」ではなく、とりあえずは「手間をかけること」だと気づいた。

そりゃ、手間をかけたうえでお金もかけたら最強かもしれないが、意外と、手間だけでも清潔感は得られた。

コンビニに一か月ほど通ってレジを担当されたのはたった三回だが、見事に存在を認識されてるっぽいので悪くない作戦だと思う。

いまだに、話しかける段階にはたどりついていない。私はただの客であり、あちらは仕事中の店員であるという前提を見失った時点で人間として終わるため、ひとまず慎重に「常連」ポジションを得ようと思う。

次回の記事では私が実際にやった髪の手入れをご紹介しよう。

私は髪が細く、すぐに生え際&前髪がべとつく体質だ。髪を伸ばし始めてからは、今までのべたつきにプラスして毛先は枝毛でぱさついているという、逆立ちしてほしい現象が起きていた。

しかし、この一か月で全てをごまかせる方法を知ったので、同じような髪質で悩んでいる方は次回の記事もぜひ見てほしい。

……

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