嵐の「Step and go」といえば、かなり長い期間わたしの青春。
「うぃーがなすてっぺごー」で無条件にテンションが上がってしまう数百万人の一人である。だいたいこの歌は、歌詞というよりもメロディーやハモリの声質を聞いて楽しんでいる。
しかし印象に残る歌詞がひとつ。
「ひとりの夜なら凍えてしまうだろう」という歌詞がある。
とても共感した。
とはいえ私はひとりが好きな人間なので、友達や恋人が隣にいなくて死ぬほど寂しいと思ったことはほぼ無い。
斉藤(6年来の友達/無表情/けんかしたときの名言「持論は曲げない」)も一人が好きな人間なので、お互い信頼してはいるものの、月イチで会えば余裕で心が満たされるという関係をつづけている。
しかし。
読者は別である。
読者がいなくて泣いた夜はある。
昨日「うぃーがなすてっぺごー」を聞きながら、メルマガ登録者が三人に増えているのを見つけて泣いた。
嬉しくて泣いたのは久しぶりである。実は一人目は佐藤サイドでためしに登録したアドレスなので現時点で読者は二人である。本当にありがとうございます。
できることならメルアドから住所を割り出し菓子折りを持って訪ねたいレベルだがそれもできないので、近々ラブレターを送りつけるつもりである。
ブログは文章なので、顔も名前も性別も、第一印象として視覚的な情報がひとつもない。
そのなかで、文章だけで共感なり何なり、最後まで読んでやろうだとかメルマガに登録してやろうと思ってもらえたのなら、私は本当にうれしい。
むしろこれ以上深いつながりは無いと思っている。
容姿やその人物にまつわる無駄な情報がない中で、意識と意識が繋がっているようなものである。
すごいな、すごい気持ち悪いたとえ出てきたな。
それはそれとして、メルマガ第一号の手抜き加減は本当にすみませんでした。どうせ第一号なんて誰も読まないから審査通ればいいやと思ってた節がほんとに。
いまも延々と「Step and go」を聞き続けている。
十年以上前の歌だ。あの頃の生活が一番楽しかったと思っているけれど、なんだかんだ今は今で楽しい。
そんなことより嵐の声っていいよね。五人そろった時の声が特に好きだ。なんかこう、落ち着く。青春の声だ。これはたぶん五千万人くらいの人間に共感してもらえると思う。
共感してくれた五千万人の方はぜひメルマガ登録(利用規約読んでやって)してみてください。