中堅私大でGPA3.6をとる③【論述試験のポイント】

論述試験は明確な正解がないから難しい。

なんてことは、ない。

講義をそこそこ真面目に受けてノートを取っていれば準備にも時間がかからないし、なにより試験で大きなミスをする可能性が低い形式だ。

考えてみてほしい。難易度の低い選択式問題で最高評価を狙うには一問もミスできない緊張感がつきまとう。それより論述の方がずっとマシだ。

論述で持ち込み可だと勉強しない人が多いから、他の学生とも差がつきやすい。

「試験は論述です」と言われたら、盛大にガッツポーズしよう。

チェックすべきは5つ。

①問題は事前に教えられているか
②持ち込み可か持ち込み不可か
③全何問か
④試験時間は何分か
⑤解答用紙のサイズ

論述の問題は、大抵、事前に教えられるか、かなり絞って予想できるくらいヒントをもらえる。私の経験で言うと、まったく予想できなかったのは1回しかない。

持ち込み可の場合は持ち込み不可よりも難易度が上がる。ノートを忘れるのはすなわち終了のお知らせだから気をつけよう。

③④については、たとえば、試験時間40分で問題数3よりも、試験時間60分で問題数1の方が私は好きだった。

問題数が少ないと、講義全体の流れを問うような、範囲の広い問題になる。15回分の講義すべてを体系立てて整理している学生は少ないので、差がつきやすい。

どれくらい書けばいいかのボリュームは、たぶん試験期間前に先生が回答用紙のサイズを教えてくれるから聞き逃さないようにしよう。

論述試験で点をとるポイント

書き方のポイントは2つ。

①体系立てて書く

②先生の好き(そう)な文体で書く

それぞれ解説しよう。

体系立てて書く

論述では、「軸を理解してます」「先生が話した具体例を覚えてます」アピールを積極的にやっていた。

講義そのものの軸(例:リンゴを育てたAさんの一生)に、具体例やエピソード(例:リンゴを作りはじめたきっかけや、リンゴの木が病気になった時の苦労話など)をくっつけていく。

板書だけでなく、先生が講義中に話したエピソードはメモしておいて、論述の準備をしている時に使いやすいものをいくつか選んで使っていた。

すこし話がそれるが、先生は講義の軸とは関係なく、自分の好きな話ばかりする傾向がある。

たとえば、リンゴの木が病気になった時の苦労話がどれだけ感動的か、講義のときに延々と話し続けていたとしよう。

それで、論述の問題が「リンゴを育てたAさんの一生から見る現代の農家について、説明しなさい」だったら、苦労話は入れた方がいいのか入れない方がいいのか迷う。

論述はこういうのが多い。先生熱心に話してたけど、これテストに出るのかな、みたいな。

私は「先生が熱心に語っていたエピソード」と「問題の趣旨」がズレる場合は、エピソードは軽く触れる程度に留めておいた。

感覚的には、そこでエピソードをたくさん書いても加点にならなかったような気がするのだ。

シンプルに問題の軸をとらえた書き方の方が点数が良かった。ような気がする。

これはもう学生側にはどうにもならない問題なので、先生側に物申したいところではある。

先生の好きそうな文体で書く

論述は長い文章になる。加えて、絶対的な採点基準がない。

なんだかんだ言っても先生は人間だから、文章が好みだと捉え方がひいき目になって不正解が減点になったり、減点が正解になったりすると思う。

私が特に意識していたのは、使う語句を先生に寄せる、ということだ。

たぶん人間は無意識のうちに、自分が書いている文章に近い文体を心地いいと感じる。

たとえば「パソコン」「PC」「デスクトップ」と、同じものを指すのにいくつも言葉がある場合は、板書のなかで使われているものを使う、とか。

板書で「だから」という接続詞が多い先生には論述でも「だから」を意識して使うとか。

そうやって文章のクセみたいな部分は先生に寄せて、そうでないところはなるべく平易にしていた。

あと、これは私的にポイントなのだが、先生が堅苦しい言葉を積極的に使う場合にも、それはなるべく真似しないようにしていた。

先生が「存在しえない」って書く場合でも、私は「存在するはずがない」って書いて、いわゆる学者っぽい言葉はなるべく使わないようにしていた。

これはただの勘だから当たってたか外れてたかも分からないのだが、たぶん学者って選民意識を持ってる。だから、学者っぽい言葉に「特権」に近い意識を持ってると思う。

学生がそれを真似るよりは、平易に書いた方が好印象なんじゃないかなと思っていた。

稚拙なくらいが好きなんじゃないかなと。

要は先生に好かれる文章ならなんでもいい。自分で考えてます感、学生が頑張ってます感を出すことを意識して先生の好みを探っていた。

もし事前に模範解答とかを配ってくれる先生だったらその文体を真似ておけば大きな間違いはない。

GPA3.6計画

①心構え編

②初回の講義でおさえるポイント

③論述試験のポイント(この記事)

④選択・記述試験のポイント

⑤友達付き合いのポイント

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