『ブラックペアン』より、渡海先生とネコちゃんの関係性が好き

ブラックペアンの、渡海先生とネコちゃんの関係性がすごい。

・実力のみを認め合った関係性

・恋愛感情が一切なくこの先も発展することがないという安心感

これが刺さる。

渡海先生とネコちゃんの関係性が好き

二人の関係性はドラマ版の方が分かりやすく強調されている。

私は恋愛経験がないので男女の信頼関係ってやつがどういう感じなのかよく分からないのだが、恋愛経験のある人はこのドラマをどういう目で見ているのかぜひ聞きたい。

恋愛って、ある意味惹かれ合う理由として分かりやすいし、異性同士のペアならお約束だ。

恋愛要素が一切ないのに信頼関係が成り立ってるのがすごい。

見ている感じ、渡海先生もネコちゃんも、誰かに心を許して心の内を見せるようなタイプじゃない。

お互いを特別だと思ってるのは分かるけど。

ふつう、特別な関係っていったら、お互いにだけは本音を言うとか、お互いにだけは心を許すとか、そういう感じになるだろう。

それが渡海先生とネコちゃんは、お互いの本音や人柄には別に興味もなさそう。

「技術」のみを認めて、必要としている感じがする。

逆に言えば、それほど純粋に求められる「技術」ってすごくないか。

ドラマ7話ではネコちゃんが「渡海先生いないなら休みたい」的な態度だったし、渡海先生も帝華大のオペ看に対して「使えねぇな」って感じだった。

まさに特別な関係だ。

しかも原作よりもお互いに対する評価が前面に出てくる。ありがとうございます。

わたしは今まで、能力ありきの人間関係って冷酷だと思っていた。「結果を出してるうちは生かしといてやる」みたいな。そういう悪役いるし。

それが、この作品を知って変わった。

能力って、人柄よりも確実で普遍的なものなんだなと気づいた。西崎教授みたいに結果とか利益を搾取しようとしている場合は別だが。

渡海先生はたぶん、手術を成功させるためにネコちゃんが必要だとは思っていない。

自分の腕は絶対的に信頼しているだろうし、そこに他人の行動が影響するとは考えていないだろう。

自分のレベルが高いことも分かっていて、その要求に完璧に応えてくれるのが心地いいだけだと思う。

きれいな卵焼きをつくるときに超テフロン効いてるフライパンで作りたいのと同じ感じで。

自分が欲しい器械をすぐ差し出してくれる、先回りして欲しいものを用意しておいてくれる能力だけが欲しいんであって、それを完璧にこなしてくれるならロボットでもいいんだと思う。

ただ、その技術がそうそう無いことも分かっているから、ネコちゃんを認めている。

ネコちゃんはといえば、自分が予測できる範囲を圧倒的に下回ってレベルの低い手術をされると普通にイライラするんだと思う。

お互いにお互いの実力を信頼してるし、それが心地いいんだろうなぁ。

原作でもドラマでも、渡海先生とネコちゃんの会話シーンは少ない。男女でバディを組んでいるとは思えない少なさではないだろうか。

絆の形として至高である。

ちなみに私は能力ありきで人と関わったことがない。自分に大した能力がないから当たり前だが。

(ドラマ最終回見終わって追記)

そうは言ってもラストが切ない。

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