東京タワーがスカイツリーに完全勝利していた

競争というのは、同じポジションの中でのみ起きるものです。

たとえば布団とベッド、ヘッドホンとイヤホン、水筒とペットボトル。

それぞれのポジション、それぞれのマーケットで、日々、熾烈な争いが繰り広げられています。

東京タワーがスカイツリーに完全勝利していた

昨日、東京タワーに行ってきました。

東京タワーは、まず縦に長いです。とても長い。

日本で縦に長いポジションといえば東京タワーかスカイツリーの2択なので、東京タワーの競争相手は必然的にスカイツリーとなります。

しかし皮肉なことに、スカイツリーと比べると東京タワーは圧倒的に短い。スカイツリーが完成した当初から、東京タワーはスカイツリーに負けていると言っても過言ではありません。

が、しかし。私は東京タワーの展望台にのぼり、東京タワーの勝利を確信しました。

たしかにそれほど高くはないのです。向かいのビルと同程度の高さかもしれません(マジで高いビルがあった)。

が、家のベランダから身を乗り出すよりは300倍遠くまで見えるし、東京の夜景を見るにはじゅうぶんです。

と言い切ってみましたが、実はスカイツリーの展望台にはのぼったことがありません。

高いからです。価格が。

そのへんの10階くらいからなら無料で見放題の東京の街を、どれだけ高いところから見せてもらえたって、2060円は厳しいです。

その点、東京タワーは900円です。決して安くはありませんが、これならギリギリ出してもいいかなと思えます。

しかも平日の夜だとそこそこ空いていて、いちゃつくカップルと一緒にじっくり夜景を眺めることができました。

先ほど、東京タワーとスカイツリーは同じポジションだと言いましたが、スカイツリーが現在の東京タワーと本当に同じポジションになるのは、50年くらい後に、新たに1000mの電波塔が建った時です。

その時スカイツリーが900円でのぼれるようになったら、私はその時こそ、待ってましたとばかりに、300円でのぼれるようになった東京タワーへ行くつもりです。

驚いたことに、一度もスカイツリーにのぼったことがないまま、東京タワーの完全勝利となってしまいました。

経済的には、本来のポジションでの競争に負けたくらいのほうが魅力が出てくるものなんですね。

おみやげも300円~1000円くらいの観光地としては安価なものが多く、フードコートでは720円でとんこつラーメンを食べることができました。

東京タワー、イチオシです。

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