哲学マグカップが中二病患者に投げかけた問いとは。

友達の誕生日プレゼントを買うため、雑貨屋に行ってきました。ただいまマイハウス。

文具からちょっとした化粧品まであらゆるものが揃っていたので、お得意の優柔不断を発動してかなり悩みました。

哲学マグカップ

結果、友達は水分が不足していそうなので、水分をとってもらうため、マグカップを買うことにしました。

改めてマグカップコーナーを見ると、可愛いうさぎのイラストが、「Who am I?」と問いかけていることに気づきました。

その問いを見るやいなや心臓が跳ね、跳ねた心臓がケンケンパをしながら私のまわりを一周しました。

「私は何者だ?」

この問いは、私の友達に関して言えば、絶対に禁句でした。

彼女は中二病と闘いながら、自らのアイデンティティを探し続けているのです。友達に追い打ちをかけるような真似はできません。

しかしその時、私は忘れていました。

私もまた、中二病と闘っていたことを。

税抜き800円の商品が投げかけるにはあまりにも重い問いです。

私はこのマグカップを、「哲学マグカップ」と名づけました。

この名づけが妙にしっくり来てしまったので、逆に誕生日プレゼントとして面白いんじゃないかと思い、手にとってひっくり返すと、「I am a rabbit」と書いてありました。

正直、うさぎであることはすでに知っていました。

まさかの回答に、20年以上アイデンティティを探し続けている私は絶句してしまいましたし、この回答がふさわしくないことには友達(私の意見は95%却下してくる)も賛同してくれると思います。

「哲学マグカップ」の華麗なる裏切り。

「私も持久走苦手だから一緒に走ろう」と誘ってきたクラスメイトがゴール直前で裏切った時と同じ気持ちになりました。

「私は何者だ?」

マグカップで導き出された答えから行けば、私はホモサピエンスとなるわけです。

中二病とは、長い付き合いになりそうです。

「私は何者なんだろう」

そうつぶやき、ドラマ「アンナチュラル」の最終回気になるなぁと思いながら商品棚に視線を戻したところで、哲学マグカップのとなりの保温カップを手にとってレジへ向かいました。

保温機能って便利ですよね。

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