こんにちは。佐藤です。
佐藤は昨日、ペットボトルの梅サイダーを風呂に持ち込んで考え事をしていました。
湯船に梅サイダーを浮かべてみた
議題は主に、翌日書く記事についてです。
・散歩の時、温かい缶ココアを両手で飲んでいたら、ホッカイロになって丁度良かったのに、中身が残り3分の1になってからは保冷剤と化したこと。
・姉とすき家に行ったとき、しじみ汁のしじみを2人で数えたらどちらも32個だったこと。
・就活メールが大量に来ること。
どれも記事の題材には弱い。
私は悩みました。
どうしても弱い。発展のさせようがない。弱いのは、もしかしたら自分の頭かもしれない。
そもそもブログをはじめて5ヶ月経つのに記事のストックがないこと自体、頭が弱いのかもしれない。
明日の題材がないだけなら何とかなるけれど、頭が弱いのはどうしようもない。
これは困った。
そして何気なく、残り半分になったペットボトルを湯船に浮かべた時、翌日の記事の候補が浮かびました。
「梅サイダー、ぬるめて飲むか、チンして飲むか」
まずは湯船でペットボトルをよくぬるめます。
え?きたない?
いいんです密閉されてるから大丈夫なんです。
誰だって、明日書く記事すらひねり出せない将来フリーター確定の大学3年生になれば湯船に飲みかけのペットボトルを浮かべるんですよ。
5分ほど湯船に放置します。
蓋を開けます。
ちょっと密閉されてなかったかもしれないと一瞬後悔します。
持ち込んだタオルで口の部分を拭き、匂いをかいでみます。
すごい。
明らかに香りが強くなっています。
サイダーもすっかり抜けているので、香りの強い梅ジュースです。
一口飲んでみます。
私は嬉しくて、思わず一人でニヤニヤしてしまいました。
これで記事が書ける。
たとえるなら、高校のとき。
晩夏の文化祭前日、いつもより早く帰路についた午後二時。友だちとコンビニに寄り、アイスを買って一口目を口にしたあの瞬間を、みなさん覚えているでしょうか。
こみあげてくる何かを、覚えているでしょうか。
その何かを、私はぬるめた梅ジュースから感じました。
なにが言いたいかと言うと、美味しかったということです。
このあとチンして飲んでみたら、すこし香りの弱い梅ジュースになりました。
体はあたためられました。
湯船のあの絶妙なぬるさが丁度良いみたいです。
お暇な方はぜひ試してみてください。
ちなみに、この梅サイダーがいちばん美味しかった瞬間は、ふつうに炭酸の効いてる一口目でした。